いびきと睡眠時無呼吸症候群について
「いびき」等は睡眠中のことであり、本人は全く気がつきません。
家族や同僚等からのその指摘を否定したい気持ちもわかりますが、発見、治療が遅れることにより各合併症を引き起こしてしまったり、睡眠中の突然死の原因にもなりかねません。
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大きな「いびき」を指摘されたことがある
睡眠中に呼吸が苦しそうだと指摘されたことがある
日中に眠いことがよくある
朝スッキリ起きられないことがある
朝、頭重感を感じることがある
肥満の傾向がある
無呼吸症候群について
日中の眠気により交通事故や産業事故などを引き起こす可能性が!
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に無呼吸を繰り返す病態の総称です。
様々な症状や合併症を伴う睡眠障害の代表であり、深い睡眠が得られず、日中傾眠を訴え、断眠は精神・神経機能にも悪影響を与えると考えられています。しかも、睡眠時無呼吸の10人中9人は自覚することなく見過ごされています。
生活習慣病に潜む睡眠時無呼吸の症状を見過ごさずに早期発見し治療することをお勧めいたします。
睡眠時無呼吸症候群の症状と兆候
症 状 |
兆 候 |
|---|---|
いびき |
断眠(脳波上) |
日中の傾眠 |
肥満 |
知性の低下 |
不整脈 |
性格の変化 |
肺高血圧症(肺性心) |
起床時の頭痛 |
多血症 |
幻覚・自閉症 |
高血圧 |
呼吸困難(とくに労作時) |
浮腫 |
不眠症 |
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インポテンツ |
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睡眠時無呼吸がひきおこす合併症
治療方法
内科的治療
- CPAP療法
- マスクを介し気道内に陽圧をかけ、気道の閉塞を防ぐことにより、無呼吸を取り除く療法です。重傷睡眠時無呼吸症候群においてCPAP治療群と無治療群を比較した場合、CPAP治療群のほうが明らかに予後がよいという報告など、多くの研究によって、中等〜重傷睡眠時無呼吸症候群に対して治療効果が証明されています。
- 薬物療法
- 比較的軽症の睡眠時無呼吸症候群症例に、薬物療法を用いることがあります。呼吸刺激剤のアセタゾラミドなどがありますが、その効果には限界があります。
外科的治療
- UPPP(口蓋垂軟口蓋咽頭形成術)
- 口蓋垂、扁桃を切除し、軟口蓋、口蓋弓を含む中咽頭部の過剰粘膜を切除・短縮縫合し、上気道を拡大させる手術です。閉塞や狭窄部位が咽頭に限定される場合は有効です。
- 扁桃、アデノイド除去手術
- 小児の睡眠時無呼吸症候群の原因は、扁桃肥大、アデノイドが多いため、小児ではこれらの摘出術が積極的に行われています。
歯科装具
歯科装具は、いびき症や、軽症の睡眠時無呼吸症候群患者さん、またはCPAPが受けられない患者さんに用いられます。患者さんごとにマウスピースを作製し、上下の歯の間に固定して、下顎を前方に引き出すことによって咽頭に適度な空間ができ、閉塞を軽減させます。
検査方法
睡眠中での検査で「終夜睡眠ポリグラフィー検査」が主となりますので、入院が必要となります。
横浜船員保険病院では、1泊2日の検査入院となり、お仕事に差し支えがある方は入退院時間の出来る限りの配慮を致します。なお、上記のCPAP療法適用になった方は再度1泊2日の入院が必要となります。
入院部屋は個室(一人部屋)をご用意させていただきます。
「終夜睡眠ポリグラフィー検査」とは
脳波、眼球運動、おとがい筋筋電図、呼吸、喚起運動、心電図、動脈血酸素飽和度、体位を測定し、睡眠状態及び呼吸状態を解析する検査で、睡眠時の体位の制限もほとんどなく、痛みなども伴わない検査です。
受診方法
当院では、内科(呼吸器科)による専門医の外来受診をしていただき、問診や簡単な検査等から睡眠時無呼吸症候群が疑われる方は、日程をご相談し、入院して検査となります。
かかりつけの病院や診療所がある場合は、主治医の先生に紹介状をお書きいただき、持参してください。














