診療協力部門−中央検査室
待たせない病院の一役を担う中央検査室
検査機器の全面リニューアル
“3時間待ちの3分診療” 特に診療前検査を外来患者さんに実施している当院においては、我々検査室の取り組み方次第によっては、まだまだこの悪評が代名詞となっている現状に大きく影響を与えかねません。当院中央検査室では、平成9年の病院建替え時に揃えた検査機器20台相当を先頃全面的にリニュ−アルしました。これら更新機器をフル活用した結果報告システムにより“待たせない病院”のイメ−ジ作りのために少しでも貢献出来ればとスタッフ一同頑張っております。
外来診療開始時間の繰り上げ
5月の連休明けに、患者サ−ビスの一環として9時開始だった外来診療開始時間を15分繰り上げて8時45分開始としました。これに対応するため、当中央検査室では職員のシフト制の変更や、採血スペ−スを2人から3人用に拡張することなどで、診療開始時間に影響を及ぼすことなく従来どおりのサービスを可能にしております。
より多くの情報をより速く
一般的に病院での検査において、様々な生体材料(主に血液、尿)の分析は、機械(分析機)に頼っているのが実状です。今回の検査機器の更新に当たって考慮した点は、それをさらに一歩進めて、分析機を操縦するのも機械で実施することを念頭におき、検体検査のシステム構築を考えました。一連の業務の流れの中に人の手を介せば介するだけ余計な時間やヒューマンエラーが発生してしまいます。出来る限り人間(職員)は、デ−タを管理することだけに従事し、操作には携わらないという徹底した省力化(省人化)にこだわりました。
高度な最先端機能を持った検体前処理搬送システム(生化学検査ライン@、A)に大型の分析器4台を接続し、腎機能・肝機能・循環器関連等の100項目を超えるスクリ−ニング検査はもちろん、各種腫瘍マ−カ−、心疾患マ−カ−・敗血症等の炎症疾患マ−カ−、内分泌系ホルモン、感染症関連、特異アレルギ−関連(ダニ・スギ花粉等)など、いままで時間のかかった検査オーダーもすべて実施後1時間以内で報告でき、以前にも増して“より多くの情報をより速く”診療医師に提供することが可能となっております。
専属・専任スタッフによる検査
生理機能検査における超音波検査部門においては、昨年、超音波検査一筋に20年以上のベテランの専任技師一人を増員し、当日予約枠の患者以外にも診療中に必要となった予約外の患者も積極的に受け入れ、心臓・腹部・下肢血管・頚動脈・甲状腺・腎動脈・泌尿器科領域等の内容の拡大と大幅な件数増に大きく貢献しました。
また、病理診断部門においては、専属病理医のフルタイム勤務により、緊急手術時の術中迅速診断や、病理検査結果報告に対する大幅な時間短縮をはかりました。




