3「おやしお」での甲板作業起重機船「金剛」での操船「司厨士」による昼食準備「金剛」による座礁船撤去「おやしお」作業船での仕事☆AM8:00 ・朝礼からミーティングで危険予知活動 ・始業前点検を行い、作業へ取り掛かる☆甲板部の仕事船長・甲板長の指揮の元、作業船の係留作業、吊具の準備、玉掛・吊具の片付け、船の整備、清掃も担当する。船を隅々まで把握して乗員としての基礎を固める。☆運転員の仕事起重機船の操船、フックの巻上げ、巻下げ等、甲板長の合図によりウインチを操作する。☆機関部の仕事ディーゼルエンジンを使った油圧ポンプの運転、クレーンのウインチの動力源となる油圧を発生させる作業と機械の保守点検など。☆司厨士の仕事1日3食、乗組員のための食事を調理する。栄養バランスの良い食事を提供することで、乗組員の健康を支える。決められた予算で食材を仕入れ、船内で衛生的に管理する。(司厨士の乗船経験が1年を超えると国家資格の船舶料理士が受験できる。)サルベージ船とは沈没船を引き揚げることを「サルベージ」と呼び、引き揚げ作業を行う起重機船(クレーン船)。揚錨船とは主に起重機船(作業船)を海上に係留するための作業用錨(アンカー)を設置・移設・撤収する作業船。= 今回、揚錨船1隻と起重機船2隻の乗船スタッフにお話を伺った =≪ 揚錨船 「おやしお」 ≫・就 航: 1992年(平成4年)10月・長さ34m・幅12.8m・深さ3.2m・乗組員・主巻定格荷重: 80t吊: 292t ・総トン数: 2,000PS(1,000PS×2基)・主機馬力: 9.0KT・航海速力: 6名浅井健一郎 船長(福岡県出身) 〇深サル歴 17 年 8 カ月浅井健一郎 船長(福岡県出身) 〇深サル歴 17 年 8 カ月久木田英和 一等機関士(鹿児島県出身) 〇深サル歴 5 年 9 カ月久木田英和 一等機関士(鹿児島県出身) 〇深サル歴 5 年 9 カ月船員ほけん 2025 . 3 . 4◎深サルはどんな会社〇福利厚生に力を入れており、健康診断も充実し、年間の帰省回数も増やしてくれてありがたい。◎職場について〇起重機に随従しているので、基本的には、8時から17時までの仕事となる。〇揚錨船の仕事は、現場には、起重機船より先に入らなければならず、最初と最後がバタバタと忙しく大変だが、途中は岸壁で待機しながら整備をしている。◎船員になろうとした理由〇祖父も父も船員で、仕事を見ていて船員になろうとは思わなかったが、気づけば自分も船員になっていた。◎深サルはどんな会社
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