5左 奥田紳之介さん 右 田井敦さん廻航中の起重機船「金剛」≪ 起重機船「金剛」 ≫・就 航 : 1984年(昭和59年)7月・長さ85. 0m・幅38. 8m・深さ6. 0m・乗組員 : 13名・巻上能力 ・定格荷重 2,050t ・主巻用 : 50t5(双動)×2台 ・補巻用 : 26t0(双動)×1台 ・起伏用 : 78t0(双動)×1台城山 浩 機械長(三重県出身) 〇深サル歴13 年11カ月城山 浩 機械長(三重県出身) 〇深サル歴13 年11カ月<最後に><最後に>深田サルベージ建設株式会社、現業本部・海務部 田井敦さんと、大阪支社・作業課 奥田紳之介さんに 3 隻を案内していただきました。起重機船の乗組員は 13名。1年を通して、ほぼほぼ船内での共同生活。船内に各自個室が提供され、テレビ、寝具、冷蔵庫 Wifi 環境などは会社から提供(貸与)される。船内居住としてのメリットは、「家賃や光熱費がかからない、司厨士が常駐しているので、朝昼晩と3食付。それに、起きれば職場なので、通勤ストレスなし。」一方、「毎日帰宅できないし、船内での生活が嫌いという人や共同生活がどうしても苦手な人は向かないかもしれない。」とのことでした。船内の雰囲気も良く、皆さん仕事に誇りとやりがいを持っていました。職場として、生き生きと皆さん楽しそうでした。深田サルベージ建設株式会社〒552-0021大阪府大阪市港区築港 4 丁目 1 番 1 号辰巳商会ビル 6 階(大阪市営地下鉄中央線 大阪港駅徒歩 0 分)TEL06-6576-1871船員ほけん 2025 . 3 . 4◎深サルはどんな会社〇各作業分野において活躍ができ、やりがいや結果が形として残せる会社だと感じている。◎仕事について〇取り扱う物が重量物など精密さを求められ、一つのミスが事故に繋がるため、緊張感を持って携わっているが、やり遂げた後は、言い表せない達成感がある。◎職場について〇一つの吊り作業でも起重機船は自航しないので、曳船や揚錨船、着火船(資材等の運搬船)などとのコミュニケーションを大切にしている。〇共同生活なので、仕事、プライベートなど各自の意見や思想の調和に苦労することがある。〇日々の業務はたくさんあるが、やっているうちに今の仕事が楽しくなっている。◎深サルを選んだ理由〇釣りや魚、海好きがきっかけで、水産科へ進学し、当社を選んだ。◎趣味は〇全国各地のご当地食べ物も楽しみの一つ。◎深サルはどんな会社〇他社ではできない特殊な事業をしているし、手当が多い。◎仕事について〇長い現場だと終わった時に達成感があり、そこに面白さを感じる。◎職場について〇廻航中は電波が弱く、ゲームや動画を見るのが好きな人は少し退屈だけど、行ったことのない場所に行けるので、それが魅力。◎深サルを選んだ理由〇三重県立水産高校の時、実習船に乗っていて、深田サルベージの作業を見ていて、調べれば調べるほど事業内容も特殊ですごく大規模で魅力を感じ、ここで頑張りたいと思った。東 政行 船長(大阪府出身) 〇深サル歴 28 年 9 カ月東 政行 船長(大阪府出身) 〇深サル歴 28 年 9 カ月井上 優真 甲板員(三重県出身) 〇深サル歴 9 カ月井上 優真 甲板員(三重県出身) 〇深サル歴 9 カ月◎深サルはどんな会社〇大阪支社については、橋梁建設時の設置作業、沈没船の引き揚げなど、3隻の起重機船・2隻の揚錨船を運行しており、海上作業に長けている。◎仕事について〇クレーンや操船、アンカーウインチの動力となる 8 台の油圧ポンプが繋がる 2 台のディーゼルエンジンを運転管理している。◎職場について〇職場というよりは、自宅で働くという意識で、あらゆる所に気を配り点検・修繕・清掃をしている。◎深サルを選んだ理由〇漁船に20年程乗船していたが、燃料の高騰、不安定な水揚げ高のため、新しい職場を求めていたところ、当社から誘いをいただいた。
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