4 健康相談の様子フェリー「エメラルド からつ」訪船指導のスタッフ 強程度の有酸素運動:ジョギング、テニス(シングルス)、競技スポーツ□筋トレや重力抵抗運動等をサーキット的に行ってもよい□ 効果は、運動量が多い(運動の強度が強く、時間が長い)程大きいが、運動量が多くなると傷害の発生率が高くなり、やり過ぎないこと!□ 歩数計の目安では、1日8000歩、できれば1万歩を目標に!□ 運動や体操を習慣づけよう!□ 最初は、頑張り過ぎず、軽め・少な目に!□ 毎回始めは軽めに、徐々にしっかり丁寧に!□ 慣れても、やり過ぎ・頑張り過ぎに注意!□ 生活の順番(活動⇒食事⇒休息)も大切に!□ 身体へ少し厳しい刺激(冷水シャワー等)のある生活を!□ 継続は力なり、粘れ!頑張れ!負けるな!□ 牛乳を毎日飲んでいる人よりも、それを配達している人の方がより健康である! とのこと!船員保険福岡健康管理センター9月22日(月)に「エメラルド からつ」の船内にて無料健康相談を実施した。健康相談を実施したのは、九州郵船株式会社の船員14名と九州運輸局の呼び掛けによりお越しいただいた福岡市客船事務所の船員1名の合計15名。健康相談では、食事が不規則と回答した人の割合が67%で、医師の問診でも減量や運動を指摘されている方が多かった。乗船中の食事時間が不規則なのは致し方ないが、1回の食事量や食べ方などに気をつけることで、食後高血糖予防になり、ひいては肥満予防に繋がる。特に、野菜を毎日食べている人の割合が87%と多かったため、ベジタブルファーストを意識するだけでも食後高血糖予防に効果的であることを説明した。また、2〜3回/週及び毎日運動をしている人の割合が60%と半数以上であり、忙しい中でもウォーキングや筋トレなど積極的に取り組まれている健康意識の高い方も多く見受けられた。生活習慣病予防のためには、食事や運動の取り組みはもちろんだが、口腔内の環境も重要である。歯を失う1番の原因である歯周病と、全身の疾患には密接な関係があることが様々な研究で明らかになっている。歯周病は細菌感染による慢性の炎症性疾患であり、特に糖尿病や心疾患とは深い関係があり、また、認知症とも関りがあるとも言われている。今回、就寝前に歯磨きをする人の割合は87%とほぼ全員であり、今後も、毎日のセルフケアと定期的な歯科医でのクリーニング等で、口腔内からも全身の健康を守っていただきたいと思う。(保健師:柴田)健康づくりの心得や注意点
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