17 関西ではガシラ、九州ではアラカブなど地域により呼び名が違います。③ソイ メバルの仲間のうち、体色が黒っぽいものをソイと呼ぶことがあります。クロソイ、キツネメバル、タヌキメバル、シマゾイなど。北海道から東北の寒い地域に生息しています。メバルに比べると、目はそれほど大きくなく、顔つきがカサゴに似て、ゴツゴツしています。目の下に鋭い棘があるものが多く、全体に黒っぽく体に不規則な斑点や模様があります。メバルよりも大型になり、50㎝を超えるものもあり、エビや小魚を食べていて美味しい魚です。弾力のある白身で脂ののりもよく、煮付け、鍋物、さしみなどにします。④ウスメバル美しい淡い紅色やオレンジ色で、背中にぼんやりとした暗色の斑点があります。体がすらっと細長く、優しい顔つき、沖合の深い岩礁に群れています。非常に上品な白身で、煮付けや塩焼きに適しています。最近では家庭の食卓にアジやサンマの塩焼きや煮魚など一匹の姿の魚料理が登場しなくなりました。料理の手間や値段の高さもあるのでしょう。頭や骨から良い味が出る煮付けは魚本来の味を味わえる調理法です。是非この時期に挑戦してみてはいかがでしょうか。しょうゆや砂糖、みりんなどの甘辛い煮付けも美味しいのですが、若い方には洋風の塩味で煮る水煮 ( アクアパッツァ ) はいかがでしょうか。手早く出来、どなたにも喜ばれます。最近では魚売り場の方がウロコや内臓もきれいに処理してくれます。魚を煮る時は、家庭ではフライパンで煮ると扱い易いです。どちらの調理法も一度湯をかけて残っているウロコや生臭さも取り除きます。和風では生姜やごぼう、洋風ではニンニク、パセリなど香りの食材を一緒に使うことで生臭さを抑えることができます。最近の私の煮方は、火加減は中火で、煮る時間は短く、煮汁を煮つめて魚にかけます。身を煮汁にからめていただきます。<参考文献>・旬の魚図鑑 主婦の友社 坂本一男・食材図鑑 魚 永岡書店 佐藤魚水・日本料理の魚一尾使いこなす料理 旭屋出版MOOK 遠藤十士夫・食材魚貝大百科 貝類・魚類 平凡社《メバル料理の本丸は姿煮》船員ほけん 2026 . 5 . 6
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