船員ほけんVol.748(2026年7・8月号)
13/20

13参列者による献花池田会長の式辞遺族代表による献花能楽「海霊」の奉納戦没船員の慰霊と永遠の平和を願って・・・第二次世界大戦で犠牲になった船員、戦後に海難事故などで殉職された船員を慰霊する第53回戦没・殉職船員追悼式が5月14日、神奈川県立観音崎公園「戦没船員の碑」の献花台前広場で執り行われた。追悼式は、国歌斉唱に続き、参列者全員による1分間の黙祷が捧げられた。主催する日本殉職船員顕彰会・池田潤一郎会長は、式辞の中で「海洋国家日本として、平和と繁栄を享受できているのは、志半ばで海に散った戦没船員と、我が国の復興を支えた、海運・水産業で、不幸にしてその職に殉じられた船員の尊い犠牲とご功績のうえにあることを決して忘れてはなりません」と述べ、海洋国家日本の永久の平和と安全の祈念を続けていくことを誓った。戦没者の碑には今年新たに殉職船員2人が泰安され、戦没・殉職船員63,620人の御霊に哀悼の意をささげた。続いて高市早苗内閣総理大臣から追悼の辞が述べられ(代読)、戦没・殉職船員への哀悼の意が表明された。海上自衛隊横須賀音楽隊による演奏の中、「安らかにねむれ わが友よ 波静かなれ とこしえに」と戦没・殉職船員の霊を慰めるとともに永遠の平和への思いが刻まれた碑を前にした献花台に、参列者全員がそれぞれの思いを込めて花を手向けた。最後に、碑と同じ思いが込められた能楽「海霊」が奉納され、末永い平和と海上交通の安全の誓いとともに式典は閉式した。船員ほけん2026.7.8第53回 戦没・殉職船員追悼式潮風通信

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る